
おうち時間が増え「日々のごはんをもっと豊かに楽しもう!」と、これまでより料理に興味が出てきた人も増えています。家で手軽に食べられるメニューの定番が、らーめん。単品でも十分美味しいけれど、彩りや足りない栄養素を補えるおかずをプラスすれば、体調が整う効果も期待でき、免疫力の向上も狙えます。
そこで今回は、“らーめん単品では足りない栄養を補いやすいお手軽おかず”を3品ご紹介します。
1:アスパラガスとブロッコリーのワサビマヨネーズ~コレステロールを下げる緑黄色野菜たっぷり~

材料(2人分)(159kcal)
グリーンアスパラガス 4本
ブロッコリー 1個
スライスアーモンド 大さじ1(砕いたナッツ類、ちりめんじゃこ、ゴマでもOK)
A<ソース材料>
マヨネーズ 大さじ2(他の材料でしっかり味がつくのでお好みで調節)
しょうゆ 小さじ1
ねりワサビ 小さじ 1/2
作り方
①アスパラガスは斜め薄切り、ブロッコリーは小房に分けてともにゆでる。
②スライスアーモンドはフライパンで軽く炒る。
③ボウルにAを入れて、よく混ぜる。
④皿に材料を盛りつけAをかける。仕上げにアーモンドを散らす。
<ポイント>
ブロッコリーとアスパラガスにはβ―カロテンがたっぷり入っています。ビタミンCが熱で壊されにくく、食物繊維も豊富。アーモンドのビタミンEは抗酸化力を高めますので、バランスのいいおかずです。
2:ダイコンと小松菜のきんぴら~らーめんへのトッピングにもおすすめ~

材料(2人分)(97kcal)
だいこん 8cm(100g)
小松菜 1/2束(150g)(春菊やチンゲン菜でもOK)
牛肉赤身薄切り肉 2枚
酒 大さじ1
油 小さじ1
しょうゆ 大さじ2
砂糖 小さじ2
作り方
①だいこん1㎝短冊切り、小松菜4㎝のざく切り、牛肉2㎝細切りにしておく。
②フライパンに油を熱し、だいこんがしんなりするまで炒める。
③小松菜、牛肉、酒を加えて火を通し、しょうゆと砂糖で味を調える。
<ポイント>
だいこんは消化酵素も含んでいるので、胃や腸の不調を改善するメリットが期待できます。小松菜はビタミンの他に、カルシウムや鉄分も豊富。油で炒めることでβ―カロテンの吸収力も高めます。
3:ナスのピリ辛ダレ~万能たれでアレンジ無限~
材料(2人分)90kcal
なす 4個
ツナ缶(水煮) 小1缶
ショウガ(チューブ) 小さじ2
A<たれ材料>
豆板醤 小さじ1 と1/2
しょうゆ 小さじ1 と1/2
みりん 小さじ2
酒 小さじ1
作り方
①なすはへたを落として、1個ずつラップに包み、電子レンジ(500W)で4分ほど加熱。電子レンジから出して、冷水にいれ、ラップを取り冷まし、食べやすいサイズに手でさく。
②ツナ缶は汁気を軽くきってショウガを絡め、なすを合わせ、Aを加えてあえる。
<ポイント>
なすに含有するカリウムは、摂取しすぎた塩分を体から排出してくれるため、むくみが気になる人にもおすすめ。また、レンジで加熱すると鮮やかな色が残り、皮に含まれるポリフェノールも効率よく摂れるでしょう。女性にはうれしいアンチエイジングに効果も狙える逸品です。
今回は、手早く作れて、偏りがちな栄養を補うおかず3選をご紹介いたしました。らーめん単品だと栄養が不安という人は、ぜひこんなおかずをレパートリーに加えてみてくださいね。