
モチモチとした独特の食感とインスタにも映える可愛らしい見た目で、今や大ブームとなったタピオカ。
ドリンクやスイーツに使われることも多く、皆さんも一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。
人気のタピオカはおやつ感覚で口にする方が多くいるかと思いますが、実は…カロリーはなんとらーめん1杯分!?という噂が。今回はそれを解明していきます。
⬛︎「タピオカ」とはそもそも何?
原材料は“キャッサバ”という南米原産の芋の一種です。キャッサバの根茎から摂ったでんぷんを水で溶き、加熱してそこから加工されて、よく目にする粒状のタピオカパールとなります。
芋の主成分は炭水化物。つまりタピオカも炭水化物なのです。
⬛︎タピオカの栄養素は?

少量のカリウムや食物繊維も含まれていますが、炭水化物が大半を占め栄養素はほとんど他の栄養素は含まれていません。
しかし女性なら、気になる脂質もほとんど含まれていないのは嬉しいですね。
⬛︎炭水化物とは?
人間にとって主要なエネルギー源となる栄養素です。
体内に吸収されてエネルギー源になる“糖質”と、消化吸収されずエネルギーにならない“食物繊維”に分けることができ、タピオカに多く含まれるのは“糖質”です。
糖質は砂糖をはじめとした甘いものだけでなく、ご飯や芋に含まれるデンプンも糖質の仲間なのです。
⬛︎タピオカのカロリーは「らーめん」と同じくらい!?

多くの女性が気にするカロリーですが、タピオカ自体は茹でた状態で100gあたり62kcalです。しかしタピオカ単体で口にすることは、なかなかありませんよね。
一般的によく飲まれているタピオカミルクティーの場合、ミルクティーにも多くの砂糖が含まれており、一般的に450kcal前後といわれるらーめん一杯分のカロリーに相当する場合も……!?
おやつ感覚で飲んでいたとしたら、このカロリーには驚きですよね。
⬛ダイエット中の女性が︎気をつけると良いことは?
意外とカロリーが高い「タピオカ」を口にする際は、前後の食事で炭水化物の量を調節することをオススメします。
追加でのトッピングをしない、なるべく小さいサイズを選ぶなども気をつけると良いかもしれません。
また多く炭水化物を摂取するので血糖値上昇も気になりますね。
血糖値上昇を穏やかにするには、野菜など食物繊維の多いものを事前に摂取しておくと糖質の吸収を穏やかに出来、血糖値上昇を穏やかになりますよ。
話題の「タピオカ」が意外にもカロリーが高く、芋が原材料だったことには驚いた人もいたではないでしょうか。
摂取のし過ぎには注意ですが、自分へのご褒美でたまに飲んで楽しんでみたり、甘さ控えめにしてみたりするなどして、上手に楽しみたいですよね。
【参考】文部科学省食品成分データベース
タピオカカロリーhttps://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=2_02057_7
らーめんカロリーhttps://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=1_01057_7